自分の命が尽きた後も、家族に残すことが出来るもの。
そのひとつが【遺産】です。
遺産は貴方から大切な家族への、最後の贈り物。
遺産には、家族が安心して暮らしていけるようにという願いを込められる方も多いですよね。
しかし、その遺産相続をめぐって親族間で起こる争族が、残された家族・親族間に大きな亀裂を作ってしまうことも珍しくはありません。
日本から『争族』をなくしたい
家族や親戚が遺産をめぐって争うような事態は誰しもが望んではいない筈なのに、どうしてそのような争いことが起こるのでしょうか?
『争族』が起こるその大きな原因は、亡くなる方がご自身の考えや想いを生前にしたためた遺言書を残していないことです。
私自身がかつて身内の相続をめぐる『争族』を体験し、相続支援をおこなう中で幾つもの家族の悲しみに触れてきたからこそ、私は「日本から争族をなくしたい」という強い想いを持っています。
そのため、セミナーなどでは遺言書作りが大切だということをお伝えしてきました。
遺言書作りの2大ハードル
遺言作りの大切さをセミナーなどでお伝えさせていただくと、その大切さを皆さんご理解くださるのですが、実際に「遺言書を書こう!」とまでなってくださる方は実は多くはありません。
その理由として、主に以下の2点が考えられます。
1.「まだ先の話だから」と考えている
2.難しい話が多く、面倒くさいと感じている
70歳、80歳の方でも健康に自信のある方であれば「自分はまだ元気だから」と遺言書作りを先延ばしにされる方がいらっしゃいます。
自分の死後のことを考えるということは、確かに腰が重くなることかもしれません。
けれど、遺言書は元気な時にしか書けません。まだ元気な今だからこそ、しっかりと家族の将来を考えた遺言書作りをおこなうことが出来ます。
また、相続には法律が絡むため難しく感じられるかもしれませんが、実は遺言書を作ること自体は簡単です。
始める前から難しく考えすぎるよりも、まずは一歩、前に進んでいただきたい。それが私たちの想いです。
岡山相続お悩み相談室がお届けするコラムでは、
■相続人を特定する
■財産を特定する
■想いを込めた遺言書を作る
という3つのステップに基づいた
『争族を起こさない遺言状の作り方』
をお届けいたします。
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