本日の第8回「かじさんの終活・相続カフェ」は、昨年7月に成立した相続法改正について説明させて頂きました。
資料を動画にしましたので、お時間あるかたは、ご参照ください(全部で1分強です)。
改正のポイントは、下記6項目です。
1.配偶者居住権 2.夫婦間の遺贈・贈与に関する持戻し除外 3.預貯金の仮払い制度 4.自筆証書遺言書の方式緩和と保管制度 5.遺留分算定方式の見直し 6.相続人以外の者への特別寄与料の請求
今回は、いつもの「かじカフェ」とは違い、説明終了後の質疑では、かなりアカデミックな議論になりました。
特に、1.配偶者居住権の相続税上の評価方法については(まだ詳細確定ではありません)、「二次相続時の取り扱いは?」「小規模宅地の特例の適応要件は?」で熱いご意見を頂きました。
民法は改正になりましたが、まだ、税法の手当てはこれからになります。
施行日が、項目によって半年先、1年半先という状況です。
今後、税法も民法改正に平仄(ひょうそく)を合わせ対応されると考えます。
情報が入り次第、お伝えしていきたいと思います。
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